習い事っていつまでやってる?世の中の習い事事情とは

習い事っていつまでやってる?世の中の習い事事情とは


子供の習い事を始めるとき、多くの親御さんが意識するのは「ちゃんとレッスンについていけるのか」「長く通い続けられるのかどうか」といったことではないでしょうか?意外と意識していないのが、習い事のやめどきです。ここでは、世の中の多くの親子が直面する「習い事はいつまで続ける?」という問題について考えてみたいと思います。

子供の習い事、やめるタイミングは?

ある調査によると、子供が3歳を過ぎたあたりから習い事を始める家庭が一番多いのだそうです。子供が小さく親の手がかかる時期であること、送迎などがしやすく1日のスケジュール管理がしやすいことなどから、3歳を目安に習い事をする子供が多くなります。では、3歳で始めた習い事はいつまで続けているのでしょうか?
習い事をやめるタイミングとしては、小学校入学時と高学年になって受験するかどうかを決める時期が挙げられます。幼稚園や保育園のときは無理なく通えていた習い事でも、学校生活が始まると時間が合わなくなったり通うのが負担になることもあるのです。学校は低学年でも5時間目まであるところが多く、帰宅すると習い事のレッスンに間に合わないという場合も出てきます。
特に、教室が遠い習い事ではこういった時間の問題が生じやすく、入学を機会に習い事をやめるという選択肢も出てくるのです。

また、小学校に入ると中学受験をするかどうか考える家庭も多くなります。地域の受験事情や子ども自身の学力にもよりますが、早い子では4年生頃から受験勉強を意識して塾に通い始めます。
習い事と塾を一緒に続けることも可能ですが、6年生になるまでには習い事を整理するか、全てやめて受験勉強に専念するという子も少なくありません。

最も長くていつまで続ける?

子供が習い事を嫌がらないなら、できるだけ長く続けさせてあげたいものですよね。しかし、逆にいつまで続ければいいのかも迷うところではないでしょうか。ピアノや書道など、大人になっても趣味として続けられるものはいいのですが、スイミングや公文など、やめても困らない習い事はやめどきを決めるのが難しいですね。多くの家庭では、習い事は小学校卒業時に一度整理するようです。中学に入ると部活や委員会活動が多くなり、習い事に通う時間が取りにくくなります。
勉強量も小学校より大幅に増えるため、塾に通ったり高校進学を見据えて勉強に時間を割いたりする子供が多くなるのです。中学生になると習い事の月謝も高くなり、指導内容もより本格的なものに移行していきます。
特にピアノなどの楽器系、バレエなどの技術を養う習い事は、プロになりたいというのでなければ小学校いっぱいでやめる子供がほとんどです。

習い事は「やめる」のでなく「卒業」する

習い事を続けていると、始めたときの目的や目標を見失いがちです。習い事のやめどきを意識したときは、なぜその習い事を始めたのか初心に帰ってみましょう。例えば、「ぜんそくがあるからスイミングを始めた」というのであれば、気管支が強くなってぜんそくが改善したらスイミングをやめてもいいわけです。「音符が読めるようにとピアノを始めた」のであれば、子供がある程度の曲を弾けるようになったらやめるという選択もできます。
子供の習い事をやめるのは良くないことだ、という思い込みを持っている親御さんが多いかもしれませんが、始めに設定した目標を達成できたのであればそれは「卒業」といえます。
子供が習い事を通して成長し、次のステップに進む時期が来たのです。一つのことを長く続けることは大切ですが、成長や発達に合わせてベストな環境を整えていくことも重要です。
タイミングや達成感などを考慮しつつ、子供に適した習い事のやめどきを見つけるようにしましょう。

参照

【子どもの習い事】やめどきを見極めるのも子どもの成長にとっては大事!?|ベネッセ教育情報サイト